Ray
それにしても……すごい人だなぁ……
私は、確か……10組だっけ?
うう、人が多くて分からない……
「 ねえ君、もしかして10組? 」
席が分からず困っていると見ず知らずの男の子が話しかけてきた。
「 そう……です 」
なになに? 先輩?
でもネクタイの色同じだしタメか……
「 10組の席、こっちだよ! 人が多くて困っちゃうよね! 」
「 わっ、ちょっ…… 」
その人はぐいっと強引に私の腕を引っ張りその場所まで連れて行ってくれた。
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