Ray






「 めっちゃ並んでたから長かったー!俺らもうバス乗っていいって!


「 おおー!やっと出発か!芽依ちゃん隣のろーよ! 」


立花くんはケロッとして芽依にべったりくっついた。


立花くん、芽依がすっかりお気に入りになったのね……


「 は!?なんで、あんたと隣に乗んなきゃいけないのよ!私、ここと乗るの! 」


芽依はそう言って立花くんの腕を払って私の腕にしがみついた。




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