貴方と過ごす365日
入学式


今日から中学生。

入学式当日。

私は倉本ななか。

私はあえて、誰も知らないこの学校を選んだ。


昔の過去なんておもいだしたくないから。



友達なんて出来なくていいやって
だからただ将来のために勉強にいく。


そのための場所。



「第○○会入学式を始めます。」


教頭先生のこの言葉で入学式が始まる。

あたりまえのことだ。


何も話が頭に入ってこない。


すぐにベッドに入って寝たい。


うとうとしていたら、後ろから聞き覚えのある声。


「ななか!ななか!」

私の背中をつついてくる。


知らないふりをしようとしていても
しつこい。

「なに?」

怒り口調で後ろを向くと

「なんでそんな怒ってんねん。」


「っていうかなんでいんの?」


「ななかのことおいかけてきた。」

あっ。この人は親同士が仲いいからって
仲良くなった大野健。


大阪人なんだけど最近標準語と混ざって変になってる←

「健、頭のいい学校行くんじゃなかった?」

「俺母ちゃんからななか寂しそうってきいてそこ辞めてこの学校にきたんやで?」

「わざわざそこまで。。」


すると隣に座っていたいかにも漫画に出てきそうなメガネかけた女の子が「しー」
って注意をしてきた。

「「すみません!」」

私は頭の中ずーと健がいることにムカついていた。

でもクラスは違うみたいだから。


それはよかった。


「これで第○○回入学式を終わります。」

やったー!
やっと終わった。


次は教室に行って。


「痛っ!」


身長の高い先輩?
とぶつかった。


「ごめんね?大丈夫だった?」

顔をみるとすごく私のタイプの人だった。



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