KISS

「……」


なんだか、朝とか昼にレンの家に来たことがあるけど、夜に入るとなんだか別な空間に思えた。



「ごめんね。」


「え…?」


レンがいきなり謝る。どうして…―――?


「いつも…なんかヒナ先輩の都合も何も聞かないで…勝手に振り回して…」


「そんな…」


違うの。レンのそんな所も好き。



「でも…どうしても…」


「うん…解ってる。あたしは、ちゃんとレンの事待ってた…」


「…そっか…」


笑顔が戻る。


駄目だ。その笑顔。
くらくらする…―――



「ヒナ先輩…?」


「あ…ごめん…ぼーっとしてた…
っん…」




突然のキス。

何も考えられない。
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