KISS


水をくんでくると、すでに他のメンバーも集まっていた。


…ヒロとレンはもう4周終わっていた。


「おはよう。ヒロ…緋崎…」


「ん!!おはよう。ヒナ先輩。」


座りながら当たり前のように話すレン。

それと違ってヒロは…


「…!?…ヒナ…なんで…」


あたしが口を開こうとすると、レンがすかさず


「夏休み限定でマネージャーです。」


「あ、うん。そうゆうこと。はい、水。」


「あ、ありがとー。」


水を受け取るレン。


レンはすぐに水を飲み干した。


「……」


ヒロは、硬直したままコップを持っていた。
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