KISS
「緋崎…」
「ヒナ先輩…ごめん。病院ついてきて?」
「あ…うん…」
「ごめんね…」
レンと話しているとくすくす聞こえる笑い声。
ヒソヒソと聞こえる話し声。
「いい気味じゃん。」
「だからな。」
話していたのはレンと一緒に走っていた一部の2年生。
確かこの人達、大会に出れない…―――
ヒロが気づいて何かを言おうとしたけど…
「おまえら…なにやっ…」
「ふざけんじゃないわよっ!!」
あたしが、それを遮っていた。