KISS
―――車内の中は静かだった。
ヒロとレンに挟まれて、なんだか動きにくいし…
伊沢先生は真剣に運転してるし…
なんか喋って欲しいかな…?なんて…
とか思いつつ、誰も喋らないまま数十分くらい経ったころに病院へ着いた。
病院は結構すいていたから、すぐに診察してもらえた。
「お前らは待ってろな。」
あたしとヒロは待合室の椅子で待機。
「…あいつ…大丈夫かな…」
ヒロが心配そうに言う。
「…大丈夫だといいな…。」
だってレン、あんなに頑張って練習してたのに…―――