嘘だけの2年間




そして、いいだけゆうくんのウィンドーショッピングに付き合ってへとへとに。中途半端な時間になったから、ゲオカフェでDVDでも見るか、ということに。



一本映画を観終わったあと、少し眠くてうとうと。ゆうくんが腕枕をしてくれて、一瞬目がさめる。けれどまたうとうと。うっすーら目を開けるとゆうくんとまた目が合う……


すごい小声で
『さっきから何チラ見しとるん??(笑)』


『してないもーん』


((こっちおいで))


????






ちゅっ






人生はじめてのちゅー。




なんかよく分からないけど、2回目は口の中に舌が入ってきて、よく分からなかった。



『あやかのちゅー何点??』

『んー?30点やな〜〜ういういしくて、めんこいで』


んーーー。チューの仕方なんてわかんないし、どうやって上手くなるのーーー?!それから私はそんなことばかり考えていた。




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