嘘だけの2年間


田舎について3日目。
暇潰すのにずっとゆうくんとメールしてた。祖父の葬儀が中々空きがなく、進まないから予定よりも田舎にいるのが長く、地元に帰れるのはゆうくんと遊ぶ前の日。


『ねえねえ!今日はオレよる仕事休みだから、電話しようよ!』


………ギクッ



私知らない人と電話なんてしたくないし、絶対会話続かないし……
でもゆうくんとのメール楽しいし……どうしようかなあ………


『いいよ!8時に090〜〜に電話ちょうだいね!』


気付いてたら返信を送信していた。


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