In two people in forever. ―2人で、永遠に―
「花恋…、保健室行く?」

聞いてきた結花の顔があまりにも悲しそう

で、悔しそうで、胸を締め付けられた。

「ん…、大丈夫。泣いてスッキリした。

ありがとね。結花。SHRはじまるし、

教室に行こう…!」

「うん…!」

私達は、手を繋いで教室に入った。

すると、咲斗が一人で席に座っていた。

「あれ…?咲斗、久遠くんは?」

「結花…、あいつなら転校生だからな、

一応。校長室に行ったよ。」

「そっか!」

そうなんだ…。転校生なんだ。

それを聞いて、同じクラスであることを

強く…強く願った…。


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