世界で一番伝えたい気持ち
あとがき


ここまで読んで下さった皆様に感謝しつつ、初めまして、またはお久しぶりです。

野いちごで作品を書き始めて早二年。初期の頃は小説というより、このような作品ばかり書き留めていました。

誰かにこの思いを伝えたくて、自分の思いを忘れないようにしたくて。

そんな思いから“世界で一番あなたが好き”を書き、気づけばシリーズ化していました。


これが正解と言うわけではありません。

例えば、こんな思いがあるんだよって。

たった一人にでもその思いが伝わったのであれば、それだけで書いてよかったなぁと思います。

人の思いは十人十色。

思いや考え方、捉え方の違いはあって当たり前ですが、それでもこんなあたしの思いを伝えたかったのです。

新しい命もそこにある命も、どれも優劣はつけられなくて、たった一つの大事な命であることを。

まぁ、一番伝えたかった相手は、きっとこの作品を読むわけないのですが。

子どもの存在を否定したあの人が、いつか少しでも考えが変わってくれればなと。

あたし自身も命の尊さをいつまでも忘れないようにと。


そして、もう一つ。

笑顔でいること、笑顔を見ること。笑顔は自分も周りにも、幸せをもたらしてくれるような気がします。

どんなにつらいことがあったとしても、現状を嘆くだけでは何も変わらなくて。

それなら笑顔でいるほうが、人生少しでも楽しくなるんじゃないかなって。


何だか作品の内容とは裏腹なあとがきになりましたが、ここまでお付き合い頂いた皆様、本当にありがとうございました。


最後に、この作品を読んでくれたあなたへ。

“世界で一番伝えたい気持ち“

その気持ちを大切に、これからも大切な誰かへ伝えていって下さいね!!


       22.6.15【完結】

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