総長に恋したお嬢様
「おっそーい!!
何してたの!?」

部屋に入ると葵君が憐斗君を見て頰を膨らませながら言う。

「…助けてた」

憐斗君のその一言に、その場の空気が一変した。

「なに…されてたの?」

葵君がおそるおそる聞く。

「…襲われてた」
< 317 / 460 >

この作品をシェア

pagetop