極道に愛された、氷と炎の女の物語。(仮)





中身は鮭、梅、昆布、高菜などなど




みんなが美味しいって言って食べてくれたのがとても嬉しかった。




「琴葉。これ、マジでうまい。」




剛も私が作った弁当を美味しそうに食べてくれる。





自分が作った料理を誰かが美味しそうに食べてくれるっていいね。





「琴葉。この量、疲れなかったか?」




「大丈夫よ。すごく楽しかったから!」




私がそう答えると、



「じゃあ、こいつらのためにまた作ってやってくれ。こいつら、すぐ腹減らすからよ。できれば毎日がいいんだが」





言いづらそうに毎日と言った剛。





毎日?お安い御用!



だって、剛が仕事に行ってしまうと私は、暇だから!





< 164 / 271 >

この作品をシェア

pagetop