禁断の恋~彼の弟を愛してしまった私~

そう自分に言い聞かせるが、自分1人だと考えれば考えるほど落ち込んでしまう。

望美に話しを聞いて貰おうと飲みに誘った。

「えっ!?
私の知らない間にそんな事があったの?」

「…うん。
もう自分でどうしたらいいか分からなくて…」
あった事を全部話す。

望美は、高校からの親友。今は、結婚して4歳の子供が居る主婦だ。

「それは…かなり深刻な話よね。
彼氏の弟なら…なおさら」

「…うん。」
自分でも信じられないぐらい。

「とにかく…酔って起きた事なら忘れる事。そしてもう二度と彼とは、会わない事ね!」
望美がそう忠告をする。

「……うん。」
やっぱりそうよね。
もう二度と会うべきじゃない。

もう二度と…

その後
彼からの電話があったが無視をした。

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