禁断の恋~彼の弟を愛してしまった私~

ビクッと肩が震える。やめて…また思い出しちゃう。

さっきまでの行為を思い出し身体が火照り始める。

「ちょっと…やめて
着替えられない」

「ダメですよ…まだ帰さない。せっかくまだ一緒に居られるんですから」

そう言いながら強引に背後から口を塞がれた。

「……っ!!」

嫌なら嫌だと抵抗するべきなんだと思う。でも、もうそんな気力も無かった。

結局お昼過ぎまで彼とベッドで過ごした。

「沙織さん
お腹空きません?」

「えぇ、お腹ペコペコよ…」

そうしたらムクッと彼は、起き上がり
「じゃあ、俺が何か作りますよ!こう見えても料理得意なんです」
そう言ってきた。

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