あたしは、悪魔と契約しました。
思い出したくない過去
記憶を失って、1日、1週間、1ヶ月、、、


そして、気付けば3ヶ月が過ぎようとしていた。


あたしの記憶は、一向に思い出されることはない。


ふとした会話に、いつか、、、そんなことを言われた気がする。


そう、気に止めることがあっても、その後はいつだって記憶のピースにはハマらない。


でも今の生活に慣れつつあるあたしにとって、対して記憶を取り戻したいと気持ちは無くなりつつある。


それは記憶を失ったあたしに、みんな良くしてくれるからだ。


哲也は時間があれば、外へと連れて行ってくれる。


聡は読み書き特に出来ないあたしに、勉強を教えてくれる。


タカさんは、いつだってあたしのことを優先的に考えてくれる。

< 231 / 297 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop