あたしは、悪魔と契約しました。
なんで、そんなことを聞くのだろう?


「未成年だろうが、煙草なんて普通に吸ってるけど」


そう、なの?今の、未成年って、、、


「そう、なんですか?」

「居ない?周りに」


あたしの周りに、人なんて居ない。


だって、あたしはいつも1人だから、、、


あたしは男の言葉に、首を横に振った。


「そりゃ、良い子ちゃんの集まりだな」


集まり。と言うか、、、


ただあたしの周りに、人が居ないだけだ。


「俺の周りなんて、みんな吸ってる。ちなみに俺も、未成年」


、、、未成年?


男の言葉は、意外だった。


だってあたしから見たら、男は凄く、、、大人に見えたから、、、


「そんなに、驚くことか」


そんなあたしに、男は聞く。

< 24 / 297 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop