もう一度、あなたと
あまりおなかがすかなくて、サラダを食べてた。


「あ、もう10分たったわ…ごめん、先行くねー」


「ちょ、半分しか食べてないじゃん…」


「いーのいーの」


「ちょ、まっ…」


優の言葉も無視して、小走りで医局に向かう。


「走っちゃダメ…」


「わかってる…」


「ん、じゃぁ、あるいて行ってらっしゃい」


医局につくと咳が止まらない止まらない…


「香澄ちゃん、大丈夫…じゃないよね…祐介!」
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