恋する Tinker Bell *°.





……だけど

もっと驚いたのは


まだ、心のどこかで



ーーー彼の腕の中にいたい……



そう思ってたことだった




そんな想いを
頭の中で消し去るように

フルフルと首を振って


ゆっくりと見上げた彼の顔に





あたしの中の

時が


一瞬止まった








「………惚れた?」






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