君との距離は1メートル 【完】







時は過ぎて1月。






「奏子〜、おはよ!」




ドキッと、その声を聞いて私の鼓動は跳ねる。





「おはよ、杏奈」




いつものように、気持ちを隠して笑顔で挨拶をする。



杏奈は大分伸びた髪を二つに結わくのが安定のスタイルになっている。





クリスマスから光君と晴れて両思いになって付き合い出した杏奈。



ますます可愛くなっている気がする。





「今日さー、美春先生と遠野さんの結婚式があってさー」





杏奈が嬉しそうにフルートの先生の結婚話をする。


「そうなんだ」



そんな笑顔が私の心を暖かくしている事に


この子は気づいてないんだろうな…。





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