秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
「今日は調子良いな」
スタジオの中で光城が私を初めて褒めてくれた。
緊張が溶けたお陰で昨日とは打って変わって声域が広く出る。
そんな自分に少し驚きながら先に収録された光城の歌声を聞きながら自分の声を足していく。
「順調に進んだから今日中に終わるかもしれないよ?」
休憩中にスタッフの人に言われ、私と光城は顔を見合わせる。
「美優、明日はレコーディングしか入って無いからオフになるわよ?」
マネージャーの小林さんが差し入れを持ってスタジオに来てくれていた。
「俺も何も無い。由紀姉、明日美優借りて良い?」
「ウチの美優は物じゃないんだけど…良いわよ!」
んっ?何か…今…由紀姉って言わなかった?
「あっ…あのぉ〜、お二人はどうゆう関係何でしょうか…」
二人の顔を交互に見る。
「あっ?異母兄弟だけど…言ってなかったっけ?」
しっ…知らなかったよ!!!
っていう事は私のマネージャーさんが光城のお姉様?
しかも異母とか複雑な!
大事な事は絶対言わないよねっっ!
何かムカつく…。
.
スタジオの中で光城が私を初めて褒めてくれた。
緊張が溶けたお陰で昨日とは打って変わって声域が広く出る。
そんな自分に少し驚きながら先に収録された光城の歌声を聞きながら自分の声を足していく。
「順調に進んだから今日中に終わるかもしれないよ?」
休憩中にスタッフの人に言われ、私と光城は顔を見合わせる。
「美優、明日はレコーディングしか入って無いからオフになるわよ?」
マネージャーの小林さんが差し入れを持ってスタジオに来てくれていた。
「俺も何も無い。由紀姉、明日美優借りて良い?」
「ウチの美優は物じゃないんだけど…良いわよ!」
んっ?何か…今…由紀姉って言わなかった?
「あっ…あのぉ〜、お二人はどうゆう関係何でしょうか…」
二人の顔を交互に見る。
「あっ?異母兄弟だけど…言ってなかったっけ?」
しっ…知らなかったよ!!!
っていう事は私のマネージャーさんが光城のお姉様?
しかも異母とか複雑な!
大事な事は絶対言わないよねっっ!
何かムカつく…。
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