秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
「今日も?」


「うん、専属モデルは忙しくて…」


実は私、中2の時からLIMEっていうギャル系の雑誌にちょこちょこ載ったりしてて、高校に入ってからは専属になったの。


「名古屋から東京まで往復するの大変だね!」


内輪を扇ぎながら、美恵子が私に目を向ける。



「まぁ基本土日が多いんだけどね…じゃあまた明日!」


私は笑顔で恵美子と光城に手を振り、教室を後にした。













新幹線で2時間程で東京に着く。

駅のホールでモデル仲間の亜由美に会った。



「美優も今から?」


「うん!一緒に行こう!」

「良いよぉ、タクシー拾うか」



私達はタクシーを拾ってスタジオに直行した。










「お疲れ!」

カメラマンさんに言われ私も「お疲れ様でしたぁ!」とスタッフの人達に笑顔を振り撒き、私服に着替える。




着替え終えて携帯を見ると事務所から着信があった。
かけ直すと社長が『早く事務所に来て!』と慌てた感じだったので少し不安になりながらも事務所に向かう。



スタジオから事務所までは10分程度の距離なので歩いて移動する。







.
< 2 / 331 >

この作品をシェア

pagetop