秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択！？〜

真島さんは大物俳優で、たまにアドリブを入れたりで私を困らす存在でもある。


深夜のドラマにしては豪華な出演者達の理由は主演の私の役不足のせいもある。


何かの雑誌にそう書いてあった。


確かに。
反論なんて出来ない。

そんな事言われなくなる様にもっと頑張らなきゃ！


自分にカツを入れ、用を足すとスタジオに戻る。






「次はLIMEの撮影ねぇ！」


「はぁい…」


移動のタクシーの中で小林さんが次のスケジュールを教えてくれた。



「…お疲れ？」


「いや…。そんな事言ってられないですよね？大丈夫です」


「最近過密スケジュールだから…休ませてあげたいけど、来週からはドラマの宣伝で忙しいから当分厳しいわね」



「余裕です！若いんで」


小さくガッツポーズをすると小林さんが申し訳なさそうな顔を見せた。








「ただいま〜」

今日も誰もいない部屋に挨拶をする。

フラフラになりながらもベッドに行き、横たわる。


いつもこんな感じですぐに寝てしまう。

いけないと分かってても体が動かないのだから仕方がない。

３分もしないまま、爆睡してしてしまった。