秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
「美優!早く起きなさい。遅刻するわよ」


お母さんが部屋のドアを激しくノックした。


少し苛っとしながらベッドから出て洗面所に向かい鏡を見る。



…不細工…。



私なんでモデルやってんだろ…。ほとんど奇跡だよね。


鏡に写った自分を睨みつけ冷たい水で洗顔した。










「美優!おはよ…って何か不機嫌?」



「…そんな事無いよ…」



「もしかして別れた?」

美恵子が少し声のトーンを落として聞いてくる。


「別れては無いよ」

私は苦笑いをして答えた。


「じゃあ、アレだ!スランプだ!」


美恵子がニヤニヤしながら私を見る。



「まぁね…。って事で今日はそっとしといて」


私は冷たく言うと自分の席に座りふて寝した。




「…おーい!起きろ」


光城の声が微かに聞こえてきたけど今はシカト…。


そんな私を知ってか知らずか脇腹を擽ってきた。


「ギャハハハッッ!!!!」


私は擽ったくて起き上がった。



「何寝てんだよ」








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