クールなキミとの恋模様


「えー!?小夏ぅ!?」



真央が発狂する勢いで大声を出した。


騒がしかった教室が一気に静まり返る。



みんな目を真ん丸くしながら、ポカンとしてあたしの変わりようにビックリしていた。



いや、そんなにビックリしなくても!


っていうか、あんまり変わってないんスけど!


髪を短くして、色を黒に戻して……。


あ、今日はスッピンだ。



「え?あれが久利須!?」


「マジで!?アイツ、あんなに可愛かったっけ?」


「全然違うね」



誰かの言葉を皮切りに、次第にざわめきを取り戻す教室内。



あたしは恥ずかしながらも、コソコソと教室に入って自分の席に着いた。


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