クールなキミとの恋模様


「ま、噂は所詮噂だろ?あることないこと言われても気にすんなよ。俺もそうしてるし」



「え、あ、うん」



急にマジメな雰囲気になったかと思うと、もっともなことを言われて素直に返事をしてしまった。



「似合わねえだろ?こんなナリしてケーキ屋の息子だなんて」



「えっ?」



爽はマジメな顔のままそう続けた。



「よく言われたよ。イメージがガタ落ちだって」



少しだけ寂しそうなその横顔を見て、なぜだかわからないけど胸が締め付けられた。


< 82 / 383 >

この作品をシェア

pagetop