ケータイ小説家犯罪日記
数日後―。


一樹が拳銃を持って家に上がりこんできた…

「うわっ!なんだよ!」


「すげえだろ?これ。やるよ。」


ポンと拳銃を俺の手に置いた。


正直一樹が気味悪くなってきた。


いくら『悪』でもここまでだと…

拳銃だって何処で入手したのか。

でも俺はあえて聞かない。

「で、どういう罪なんだよ?」


俺は少し警戒気味に聞いた。

「ただ…それ持って街歩くだけ…」


はぁ?

「連行されっだろ。」

「だからそれがいいんじゃん。」

連行程度かよ。
< 6 / 10 >

この作品をシェア

pagetop