ケータイ小説家犯罪日記

連行そして悪儀

「ちょっと署まできてくれないか。」


予想通りの嬉しいお言葉・・・


嬉しそうな俺の表情をみて警察は不思議そうに見ていた。


小汚ないパトカーに乗り、作戦成功。


《レンコウデハ手錠ハサレナイ》
俺の頭のメモに刻ませた。


小説のネタが一つ増えた。


警察署到着。


中に入り、鉄でできた椅子に座らせられる。

「なんであんな物を持ち出した?」


「…」


「もう一度聞く、何故だ?」


「小説を書く為さ。」

ニヤリと無造作に笑ってやった…
< 8 / 10 >

この作品をシェア

pagetop