仮面ライダー電王 少女の思い






今日は、寒い。


季節は、冬である。




そこらのド・リア充どもは、恋人とかとキャッキャッとしているのだろう。




私というと、自分の部屋にこもってる。




どうしてかって?




そんなの簡単。





人と関わりたくないから。





トントン




ドアの叩く音が聞こえる。



時刻は、19時30分




夕食を運んで来てくれたのだろう。









私は、こっそり食事をドアの外から部屋へ移した。








勉強机の上に置き、ベランダへ移動する。



目の前に広がる星。


見てると落ち着く。



なぜかわからないけど。








私は、昔から見えてはいけない物が見えてしまう。





今も見えてる。




空を飛んでる電車が。





「え…?」



つい声をもらしてしまった千夏。




こっちに突進してきてるからだ。




千夏は、つい目を瞑った。




がしかし。


痛みは、襲ってこない。


恐る恐る目を開けて見ると、柵ギリギリで止まっている。






< 2 / 4 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop