Task Force-特別任務部隊-

部下を消耗品として扱うドーベル少将のやり方は、レンジャー、そしてタスクフォースでは既に有名だ。

過去に多くの兵が、彼の作戦で命を落としている。

兵員の犠牲を物ともしないのだ。

思い切った作戦立案が出来る筈だ。

結果としてドーベルは大きな戦果を挙げ、今の地位に上り詰めた。

「どこかの部隊が、また生贄（サクリファイス）にされてるのかもしれん」

だとしたら、見過ごす訳にはいかない。

「グライムズ、10分で準備しろ。小川、お前達は情報収集を頼む。海軍や空軍にも作戦行動中の部隊がないか確認してみてくれ」

マクナイトは言うが。