Task Force-特別任務部隊-
ガイストが降り立った先は、酷い砂嵐だった。

アフガンの気候は大陸性で、夏は暑く、冬は寒い。

年平均降水量は、国の南西部で75ミリ。

比較的乾燥した気候で、こういった砂嵐も頻繁に起きる。

砂嵐で目をやられないように両手で保護しながら、ガイストは小高い丘に登る。

この辺りは既に、武装勢力の実効制圧圏だ。

タスクフォースのヘリとの通信が途絶してから数時間が経過。

この砂嵐が原因で墜落したという可能性もあるが、現時点ではまだ断定できない。

『ガイスト』

無線に連絡が入った。

デュラハンの仲間、コートニーだ。

『アフガン周辺の気象情報を調べてもらったの…もうすぐ砂嵐が去るの…』

「そうか、そいつは有り難い」

砂嵐に乗じて任務を遂行する事もできるが、同時にこちらも敵の位置を確認しづらいというデメリットもある。

どうせならば視界はいい方がよかった。

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