Task Force-特別任務部隊-
島嶼防衛における実力部隊の緊急的かつ急速な機動­展開
「失礼する」

タスクフォース砲兵基地。

医務室に入ってきたのは、マクナイトだった。

「マクナイト中佐」

二人はベッドから身を起こそうとするが。

「そのままでいい」

マクナイトが片手でそれを制する。

「トライデント大尉にスティングレイ二等兵曹、どうだ傷の具合は」

「自分は大した事はありませんが、スティングレイは左腕を撃たれていますので…」

「いえ、自分も問題ありません。すぐにでも任務に出られます」

トライデントの言葉に、慌てて左腕を動かして見せるスティングレイ。

屈強な男達だ。

流石は海軍…いや米軍最強と呼び声の高いSEALの隊員達といった所か。

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