Task Force-特別任務部隊-
あなたの事が好きだから
騒然とし始める警察署内。

そこかしこで銃声が響き、世界統一政府軍の襲撃があった事を物語る。

「麗華、私達も!」

「はい!」

それぞれ5.56ミリ機関銃ミニミ、そしてレミントンM24を手に、立ち上がろうとする豊田と麗華。

その二人のいる部屋に。

「場所を開けろ!開けるんだ!」

彼は担ぎ込まれてきた。

三浦、倉本、巽に担がれて、テーブルの上に寝かされる。

酷い出血だ。

防弾チョッキ3型を着用しているものの、付加器材のセラミックプレートを挿入していなかった為に、FN SCARの小銃弾は防げなかったらしい。

弾丸を何発も浴び、迷彩服3型からは血が滴っていた。

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