Task Force-特別任務部隊-
アフガニスタン市街地。

マクナイト分隊をはじめとしたタスクフォースと、テロ組織の激しい戦闘は今も続いている。

そんな中。

『タスクフォース全部隊へ…こちらはデュラハン…』

別の周波数を使って、無線が割り込んできた。

「何だこの無線は?」

「デュラハン…確かPMSCsに、そんな名前の組織がありました。軍需産業連盟とは組んでいない筈ですが」

マクナイトの言葉に、ジェフが答える。

そんな事より。

「その声…コートニー!コートニーなのか!」

マットが無線の声に反応する。

かつてサンダース分隊の隊員として行動を共にし、想いを通わせた女性コントラクター。

『久し振りなの…マット…』

抑揚のない、しかし親しみのある声が、マットの耳に届く。

「コートニー、今はデュラハンにいるのかっ?」

『その話は追々…今は大事な話があるの…』

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