俺様社長とスキャンダルキス~おまけ完~
「大高副社長には「副社長になったんですか、父?!」

「なんだ、聞いてなかったのか?」

「…なんにも」

そう言ってふくれっ面をした舞。


「秘密の多い親子だな」

そう言って笑う英志。



「仕事の事は、あまり語る人じゃないですから」

「大高副社長らしいな・・・

舞のお父さんには、俺達の事はすべて話した。

結婚の事も、許してくれたよ。

舞のお母さんも、まだ電話でした伝えていないんだけどな。

ちゃんと伝えてある…喜んでくれた。

正式な挨拶は、舞と二人で行こうと思ってる」



「…私と結婚しても、いいんですか?

…もっとふさわしい相手がいるんじゃありませんか?」


「舞、お前以外に、ふさわしい相手なんていない。

ずっと言ってるだろう?

舞じゃないと、俺は幸せになれない。舞、俺と結婚いてくれ」


2人はしばらく見つめ合い・・・・。

困惑していた舞の顔は、フッと、優しい微笑みに変わった。


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