俺様社長とスキャンダルキス~おまけ完~
8.いつまでもスキャンダルが追ってくる
新しい生活が始まっても、今までと何も変わらない。
同じ時間に起床して、共に朝食を食べ、他愛ないお喋りをして、
同じ時間に二人は出勤する。
その当たり前の毎日を、2人は幸せだと思う。
そんな日々が続いていたある日。
またしても雑誌にスキャンダルが浮上した。
しかも、今度は舞が主役と言ってもいいような内容で。
『岡崎夫人、夫と秘書を手玉に取る?!』
…結婚式の話しが、どこからか漏れたらしい。
しかもその話の提供者は、隠し撮りまでしていたようで。
・・・よりにもよって、長嶋が舞の鼻先にキスするところだった。
一体どこに隠れていたのか?
思わずそう言いたくなるような綺麗なアングルに、
舞も、そして英志も呆れてものが言えなかった。
またしてもスキャンダルの人になった舞と英志。
長嶋も、やっと後継者として、働き始めた矢先の出来事だっただけに、
明らかに痛手になっていた。
「…なんだか、こんなスキャンダルの雑誌を見ても、
さほど、驚かなくなっちゃいました」
そう呟いた舞。
英志も同じだと答えた。
同じ時間に起床して、共に朝食を食べ、他愛ないお喋りをして、
同じ時間に二人は出勤する。
その当たり前の毎日を、2人は幸せだと思う。
そんな日々が続いていたある日。
またしても雑誌にスキャンダルが浮上した。
しかも、今度は舞が主役と言ってもいいような内容で。
『岡崎夫人、夫と秘書を手玉に取る?!』
…結婚式の話しが、どこからか漏れたらしい。
しかもその話の提供者は、隠し撮りまでしていたようで。
・・・よりにもよって、長嶋が舞の鼻先にキスするところだった。
一体どこに隠れていたのか?
思わずそう言いたくなるような綺麗なアングルに、
舞も、そして英志も呆れてものが言えなかった。
またしてもスキャンダルの人になった舞と英志。
長嶋も、やっと後継者として、働き始めた矢先の出来事だっただけに、
明らかに痛手になっていた。
「…なんだか、こんなスキャンダルの雑誌を見ても、
さほど、驚かなくなっちゃいました」
そう呟いた舞。
英志も同じだと答えた。