俺様社長とスキャンダルキス~おまけ完~
彼女の想い人
「そうだよね・・・そうだよ。
社長と私なんて雲泥の差。月とスッポン。
一緒にいられたのなんてただの偶然、
社長の気まぐれ」
…そうでも思わないと、
英志の傍を離れるなんてできそうになかった。
一緒にいる事に安心し、
一緒にいる事に喜びを感じ、
元気の源だった。
そんな英志の傍を離れるにはそれなりの理由が必要だった。
ベッドに潜り込み、何度も呪文のように唱えてみたものの、
それなりの理由なんてどこにもなかった。
「離れなきゃいけなくなるの分かってるのに・・・
なんですきになっちゃったんだよ・・・」
部屋の中一杯の声を、布団の中で叫びながら、舞は泣き続けた。
次の日、どんな悲惨な顔になろうと、
今はどうでもよかった。
社長と私なんて雲泥の差。月とスッポン。
一緒にいられたのなんてただの偶然、
社長の気まぐれ」
…そうでも思わないと、
英志の傍を離れるなんてできそうになかった。
一緒にいる事に安心し、
一緒にいる事に喜びを感じ、
元気の源だった。
そんな英志の傍を離れるにはそれなりの理由が必要だった。
ベッドに潜り込み、何度も呪文のように唱えてみたものの、
それなりの理由なんてどこにもなかった。
「離れなきゃいけなくなるの分かってるのに・・・
なんですきになっちゃったんだよ・・・」
部屋の中一杯の声を、布団の中で叫びながら、舞は泣き続けた。
次の日、どんな悲惨な顔になろうと、
今はどうでもよかった。