白い月~夜明け前のその空に~


何かの拍子で今にも崩れそうな二人の時間。



キラキラして眩しくて、暖かくてドキドキして。




きっとどこにもない硝子でできた時間だ。









その脆さと儚さは、気持ちを通わす度より一層美しく、涙の色とよく似ていた。











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