遠くにいる君に。
「結菜ちゃん、ぼーっとしてどうかした?結子から、結菜ちゃんが交通事故にあったって聞いたよ。大丈夫なの?」
助手席から陽向のお母さん、光さんが心配そうな顔を覗かせていた。
「あ……、う、ん。大丈夫です」
「本当?良かった、ねえ、あなた?」
「うん、陽向に続いて結菜ちゃんまでってなると俺たちは耐えられないよ」
はははって陽向のお父さん、徹さんは笑うけど
笑えないよ。
だって、陽向は、死んじゃったのに。