甘いキスのねだり方
それは…


「いないけど…」



先輩には憧れてるだけで

付き合うなんて夢のまた夢


「そーか、がんばり〜」

ポン!


勝手に頭触るな!



この頭は

万が一高岡先輩と付き合えたときに

ポンポンしてもらうんだから…




「そっちこそ、どうなの⁈

彼女は地元の子?さみしくないの?」



「俺は女に不自由せえへんからな♫」

ニヤッ




どっから来るんだ、その自信⁈⁈


頭良くて、背が高くて

ちょっとイケメンだからって

完全に調子に乗ってる…



第一、その図々しい性格と

聞き慣れない関西弁話す時点で…




少なくともあたしの恋人候補には

絶っっ対入らないんだから!
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