不機嫌なアルバトロス
「~~~~~!?!?!?!」


声も出せずにがばっと起き上がる。


「あ。」


上半身裸の男が私を指差す。


はらりと落ちた布団の下から顔を出した私の下着姿。



「~~~~~!!???????」


私はもう一度布団を被る。


なななななんで、私下着?!服は?!どこいったの?!


ワケわかんないやら泣きたいやらで、真っ赤になった私は男をギロリと睨んだ。



「おーこわ。その様子じゃ夜のこと、覚えてねーな?」



クスリ、彼は余裕の表情で笑った。
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