居眠りさんに伝える言葉。
ある日の午後に
キーンコ-ンカーンコーン

眠たい授業が終わり、昼休み。
俺はいつもの図書室に行く。

静かな空間。

俺はこの図書室が大好きだ。

面白そうな本を適当にとり、いつもの場所に行く。
窓側の端っこ、柔らかな日差しが差し込んでくるほんわかとした明るい場所。
だけど、今日は先客がいた。いつもはめったにいないのに。
俺は仕方なく隣に座る。
俺のお気に入りの場所に座ってる人は、かわいらしい顔で眠っていた。
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