Kick
『お兄ちゃんどうしたの』



「マッサージ頼みに…」



かなり疲れてる様子



とりあえずあたしのベッドに寝かしてマッサージをする




いつものことながら寝てる




『おやすみ』



といって蒼の部屋にいく



『蒼、いる?』



「うん」




ドアをあけると蒼が髪を乾かしてた



「どうした?」


『…一緒に寝ていい?』




あたしが言ったことにキョトンとしている



やっぱりダメかな




「おいで」




ベッドに手招きされて、蒼の隣で横になる



『ありがと』




蒼の腕に抱かれて眠る





心が満たされていく気がした
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