Kick
「監督、どうゆうことですか」


「いやぁ、相手が試合したいっていうからいいかなぁって」



『でも8人しかいませんよ』




「キーパーと一人こっちにきてくれるそうだ」



か…監督



あたし女だよ



ハンデないのかな




はぁ、とため息をつく



「まぁいつもどおり、よろしくな」


朋稀はあたしの心を見透かしたように言った




『うん』






キーパーはジャック


そして助っ人…レオ






大丈夫なんだろうか



レオの実力をわからないあたしだけが不安だった
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