生意気な後輩とドSな先輩と優しい幼なじみ
今日はバイトだから私は少し早めに目が覚めた。なんだか、朝ご飯の良い香りがした。
パジャマから私服に着替えて一階に降りていくと遥がちょうど料理を並べていた所だった。
「なっ、なんで遥がいるの!?」
少し後ずさりをすると、遥は私に近寄るとなぜか手の甲にキスをされた。
「朝のお目覚めはどうですか?お姫様…?」
「なっ、…うぅ」
遥は私の手を引きながら私を椅子に座らせた。
「満足してくれると嬉しいな♪」
「あの、遥さん今日はどうなさったんでしょうか?」
「華はこういうの嫌い?」
遥は首を傾げながら腕を組み。
遥から訳を聞くとテレビで女の子が喜ぶベスト3で執事のような紳士的になる男性が好む女性が多いらしい。
「なんで私にしたの?するなら、好きな人にすればいいのに…」
食べながらそう言うと遥は少し困った顔をしながら笑った。
「ダメだよ?俺は華が好きなんだから…華にしかできないよ」
「じょっ、冗談言うのはやめてよ…朝から」