生意気な後輩とドSな先輩と優しい幼なじみ
ナイスタイミング☆
ダンクを決めるとちょうど練習が終わった。
「遥ーっっ!!お疲れ様♪」
遥に大きく手を振りながら大きな声で呼ぶと遥も此方に気づき笑顔で掛けよってきた。
「華、ちょっと練習長引いちゃったからちょっと待っててね!!帰りにアイス奢るから!」
遥は申し訳なさそうに謝りながら、タオルで汗を拭いた。
私なんかどんな時でも遥を待たせるから何とも言えないのに…遥優しい!!!
「本当に!?じゃあ、待ってるね!!」
そう言うと遥は部室に着替えに行った。
携帯をいじりながら待っていると後ろから声をかけられた。遥の声でないことはすぐに分かった。トーンが遥よりも低かったからだ。