オオカミシェアハウス
それからスピードマウンテンに乗り、満足して時間を見てみると丁度お昼時だった。
「あ、詠士さんからメール来てる。『昼飯食べるから食堂に来い』だって」
そのメールの通り、私たちは食堂に向かった。
「うわ…結構混んでますね…」
園内に1つしかない食堂はかなり人で賑わっていた。
「玲、花菜、こっちだ」
すると4人掛けのテーブルに桐山さんと入谷くんが座っており、私たちを呼んでいた。
「入谷くん、大丈夫?」
「おう…さっきよりは大分」