愛しき日々へ




「貴方も盛んですね。」

「それが、男の性だろうが。お前も人のこと言えんのか?」

「言えませんね。それが男の性です。」

そういって笑いながら2人で煙草を吸う。

僕も紅夜も顔は悪くないし家柄は最上級。

だったら寄ってこない女はいない。

僕たちも男だしそれなりの欲もある。

まぁ、僕も紅夜も遊びでも良いって女しか選ばないし烈の二の前にもなりたくないのでそういうことには気をつけてるつもりだ。

まぁ、金持ちなんてそんなものだ。

そのまま、一箱からになるまで煙草を2人で吸うともう12時を越えていた。

「どっか行くか?」

「行きつくしましたけどね。どこがいいですか?」

「どこでもいいや。」

シャツを着て、部屋を出て廊下を歩いていくとどこからか良い匂いが漂ってくる。

「なんか、良い匂いしねぇ?」

「しますね。」

そういいながら行ってみればそこはあの弟くんの部屋だった。




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