本当の私と恋
そのあと、少ししてからご両親がいる部屋に戻ると食事を初めていて、
幸樹さんは正座をして頭を下げてくれた。

「美咲さんと結婚させてください。
 私のすべてをかけて幸せにします。」

私も幸樹さんの横に座り頭を下げた。

「娘をよろしくお願いします。」

父は少し涙目になりながら幸樹さんに答えてくれた。


少ししんみりした感じだったけど、それを打破したのはやはり幸樹さん…ではなく幸樹さんのお父様だった。

「幸樹。良かったな。こんなにかわいらしい美咲さんと結婚許してもらえて。
 お前が願っていたことがかなったな。」

お父様の言葉に半分は嬉しさ、そして半分は疑問が残った。

疑問は…「お前の願いがかなった・・・・」
の言葉だった。


何か願があったのだろうか?
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