28才の初恋

5-6

 幸いにも近所にあるスーパー銭湯『湯名人』は十一時のオープンだった。
 入浴料の七百円を支払い、中に入ると客はまだ私だけである。

 広い風呂に一人で入れて、その後には大樹クンと会うことが出来て。さらにはキレイになった部屋で過ごせる。
 本当に良い休日になったものだ。

 まあ、そのぶん昨夜の苦労はハンパないものだったのだけど。
 結果良ければ全てヨシ、の精神である。

 そんな、少し良い気分に浸りながら。
 脱衣所で着ているモノを一気に脱ぐ。
 この場に自分しかいないので誰に遠慮することなく大胆に脱ぐことが可能である。

――うーん、開放感!!

 店員さんが居なければ、この場で『フリーダァァム!!』と叫びたいくらいの気分である。

――さあ、いざ浴場へ!!
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